シンガポール最高裁判所が、暗号資産取引所であるQuoineに対して賠償金の支払いを言い渡しました。Quoineは2017年4月19日に行われた7件の取引において、契約違反をした疑いで裁判にかけられていました。

同社は「(私たちは)B2C2社が申請した約309ETHに及ぶ7件の販売のオーダーを、一方的にキャンセルする権利がある」と主張していました。

根拠としては、イーサリアムの買い手は、取引が市場価格で行われていると誤解しており、(実際には市場価格とはかけ離れた額での取引であったため)キャンセルを行ったとしています。

これを受け、最高裁判所は24日月曜日にQuoineの主張を却下し、B2C2へ損害賠償の支払いを言い渡しました。

今後、裁判の争点は損害賠償の支払い義務の有無から損害賠償の金額に移り変わると考えられます。

記事ソース:The Straits Times

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