LayerXが三井物産と共同で次世代アセットマネジメント事業の会社を設立すると発表した。本事業には、SMBC日興証券、三井住友信託銀行も参画を発表している。

4社が共同で設立する新会社は4月「三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社」として設立され、出資比率は三井物産が54%、LayerXが36%、SMBC日興証券が5%、三井住友信託銀行が5%となっている。

今回設立される新会社は、LayerXの持つブロックチェーン技術領域で複数金融機関と連携して行ってきた透明性・監査性・法令遵守を担保しながら効率性を高める知見と、三井物産の持つ日本有数の総合商社として様々な事業用資産を国内外に有して事業展開や上場REITや米国不動産ファンドなどを合計した2兆円以上運用資産額による知見をあわせて「システム開発」、「実証ファンドの組成検討」を行う。

現在、不動産・インフラを始めとした実物資産の証券化商品の投資環境は、手続きの多くが非デジタルであり、証券化とその管理プロセス全体において複数企業が関与するため高コスト体質となっている。今回、アセットマネジメント機能全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めることで、「取引、管理、執行の各時間コストを削減」「運用会社の透明性向上」「ファンド設計の規格化、小口化、適切な流動性の付与」「従来ではコスト面等で割に合わなかった投資対象の証券化」を実現する。

記事ソース : PR TIMES

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