ドイツの決済処理業者であり、Crypto.comとTenXデビットカードの発行者でもあるWirecard AGが19億ユーロ(約2240億円相当)が現金残高から不明になっていることが先日発表されました。

これに対して、前CEOであるMarkus Braun氏が6月23日に出頭し、詐欺疑いで逮捕されました。同士は同社が決算で報告した19億ユーロが不明になっていることを認めたとしています。

逮捕発表の3日前に、Braun氏は10年以上率いてきた同社のCEOを辞任しています。

ドイツの検察当局によると、ブラウン前CEOは同社の財務を健全に、投資家や顧客にとって魅力的に見せかけるため、架空の取引で収益や資産規模を膨らませた疑いがあります。ドイツメディアによると、ほかの3人の経営陣に対しても捜査が進められています。

ブラウン容疑者は保釈金500万ユーロ(約6億円)で釈放されています。

記事ソース : TechCrunch

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