Shanyiou(善益鸥)プラットフォームが、政府や企業にブロックチェーンソリューションを提供する中国BSNのチャリティ分野で唯一の指定アプリケーションに選ばれました。

2020年6月23日に中国政府機関が主導するブロックチェーン・サービス・ネットワーク(BSN)が、IOST傘下のShanyiou(善益鸥)チャリティ情報パブリックプラットフォームが公式指定アプリケーションに選ばれたことが明らかになりました。IOSTは政府と企業のための高品質なブロックチェーンソリューションを構築し、慈善と公共福祉の透明性を促進します。

BSNは、中国国家情報センター(SIC)が主導し、中国の大手国営通信会社である中国移動通信(China Mobile)、中国政府が支援する決済カードネットワークである中国銀聯(China UnionPay)、Red Date Technologyが参加する、クロスネットワーク、地域と組織を超えたグローバルなブロックチェーンサービスインフラを提供しています。2020年4月、Aiou Technologyは正式にBSNの資格を持つ開発者となりました。

IOST Shanyiou(善益鸥)がBSN公式アプリに決定

普遍的に適用可能な技術として、ブロックチェーンは様々な業界への応用が加速し、インターネット3.0時代の中核技術と考えられており、近年のブロックチェーンの発展は明らかにトレンドとなっています。今後必要性からオンチェーンの情報システムが多く登場することでしょう。特に今年に入ってから、中国の国家発展改革委員会が初めてブロックチェーンを新しいタイプのインフラシステムとして正式に取り込んだことを受けて、ブロックチェーンを活用した情報システムが増えています。あらゆる業界が積極的にブロックチェーンの応用シナリオを展開してきています。

しかし、ブロックチェーン技術はまだ比較的初期の段階にあるため、ユーザーのニーズと開発者のプロダクトが一致しいない状況もみられます。エンドユーザー、特に政府や企業のユーザーは、ブロックチェーン技術を早期に自社のビジネスに適用したいと考えていますが、適切なプロダクトやソリューションを見つけるのに苦労しています。そして、非常に強力な設計と研究開発能力を持つ優れたブロックチェーン技術企業も存在します。

BSNはサービス開始以来、コミュニティから広く注目され、ブロックチェーンアプリケーションに対する大きな需要を迎えています。BSNアライアンスでは、業界における需要と供給のミスマッチの問題を解決し、ユーザーに高いクオリティのブロックチェーンアプリケーションを提供するために「公式指定ブロックチェーン・アプリケーション・メカニズム」を立ち上げました。
BSN開発アライアンスの開発委員会は、エンドユーザーのニーズと業界内でのプロダクトの通常の流通に基づいて、14の一般的なブロックチェーンアプリケーションの分類と「その他」の分類を設定し、合計15のアプリケーションの分類を設定しました。分類の対象は、サプライチェーン・ファイナンス、司法証明書保管、公益・慈善、偽造防止トレーサビリティなどになります。BSN認定開発者の中から優れたブロックチェーン製品ソリューションを選定し、公式アプリとして選定する予定です。


BSNでは、業界を代表する優秀なアプリケーションを対象としています。開発者委員会の審査を経て、BSNの公式指定ブロックチェーンアプリケーションとして推薦され、BSNの各チャンネルで広く推奨されることになります。

2020年6月23日、BSNは、Aiou Technology傘下の"Shanyiou(善益鸥)慈善情報広報プラットフォーム"が正式な指定アプリケーションに選定されたことを正式に発表し、Aiou Technologyと協力して政府や企業にブロックチェーンソリューションを提供していきます。

Shanyiou × BSNでチャリティーや福祉を促進する

年初、Aiou Technologyは寧波市と長沙市の地方政府、中国企業連合会、中国ソフトウェア協会と共同で、ブロックチェーン技術をベースにした慈善情報開示プラットフォームを立ち上げ、慈善団体の透明性を促進し、パンデミックの予防とコントロールに貢献します。伝統的な慈善団体は通常、非効率的であり、オープンな透明性が十分ではなく、分配の遅延などの問題が見られます。

現在、Shanyiou(善益鸥)のTPSの測定ピークは100万に近く、プラットフォームは数億のデータアップロードをサポートしています。中国企業連合会と中国ソフトウェア協会の100名近くのメンバーがShanyiou(善益鸥)に参加しており、中国の20以上の省と都市からの寄贈物の元と分配のための効果的な情報開示を提供することに貢献しています。Shanyiou(善益鸥)は成熟度、安定性、技術的な観点(ツール、チュートリアル、コミュニティ、エコシステムなど)、非技術的な観点から見ても、企業がアクセスして、統合と開発することに非常に便利なプラットフォームです。

ブロックチェーンの6つのコア技術的優位性であるマルチクラウド対応、マルチチェーン対応、権利管理、スマートコントラクト、プライバシー保護、コンセンサスメカニズムに基づいて、信頼できるブロックチェーンプラットフォームとプロダクトを提供し続けています。

既報の通り、BSNは世界で最も広く使われているコンソーシアムチェーンのインフラであるHyperledger Fabricをベースに開発されています。愛宇科技はHyperledgerのメンバーとして、政府と企業が共同で開発したプロジェクトにおいて豊富な蓄積された経験を持っています。今回、愛宇科技のShanyiouプラットフォームがBSNの公式アプリケーションに採用されたことで、双方にとってWin-Winの状況をもたらすことになりました。

Shanyiou(善益鸥)チャリティー情報公開プラットフォームは、パンデミックにより誕生しましたが、流行に伴って消滅することはありません。Shanyiou(善益鸥)は、ブロックチェーン技術を利用して慈善団体や公共福祉業界に力を与えるという使命を持つAiou Technologyを支援するために存在しつづけます。将来的にはBSNと協力して、政府や企業にブロックチェーンソリューションを提供し、慈善業界の透明性の高い発展を促進していきたいと考えています。

記事ソース:IOST

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