アメリカのFederal Reserve(米邦準備制度)が、Hyperledger Fabricブロックチェーンの分散型台帳技術を含む2019の決済に関する取り組みについて詳細を発表しました。

先日公開されたFooWireと呼ばれる取り組みでは、ブロックチェーンが決済に適した技術かどうかを判断する実験を行いました。

結果として、スマートコントラクトによる効率化や素早い決済、そしてプラットフォームの幅広い機能を鑑みてポテンシャルがあると判断されています。

DLTとしてHyper Ledger Fabricを採用した理由として、(コンソーシアムブロックチェーンであるので)チームの求めていたクローズドで成熟し、エンタープライズが使用できる技術であると説明されています。

Hyper Ledger FabricはHyper Ledgerが提供する、トランザクションの台帳を特定のノード間のみで共有することができるChannels機能が特徴的なコンソーシアム型ブロックチェーンサービスです。Channels機能により、例えばサプライチェーンなどに応用する場合は特定の主体間でのみ重要で秘匿性の高い情報を共有することができます。Hyper Ledger Fabricを利用したプロジェクトは数多く存在し、IBMやAmazonなどの大手企業も採用しています。

記事ソース:FRB

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