ブロックチェーン技術を活用したアプリケーション開発を行う、エバーシステム株式会社が、大学発ヘルステックベンチャーのプラクス株式会社と、パブリックチェーンを使った、ユーザー個人の疾患や健康に関する、第三者が信頼できる情報をユーザー自身が持てるアプリケーション開発を進めています。

ブロックチェーンのレシートに健康データのハッシュ値を記録していくことにより、データが改ざんされていないことを担保します。個人情報保護の観点から、健康データの削除の要請に答えるためブロックチェーン自体には健康データを格納しません。

暗号化ではオフチェーンの公開鍵暗号を使用し、ユーザの秘密鍵と医療機関の公開鍵を使うことで、サーバ管理者にも閲覧できない状態でサーバを経由して健康データをユーザから医療機関に渡すことができます。

また、秘密鍵をなくしたときに医療機関に依頼することにより、医療機関の秘密鍵と新しく作成したユーザの公開鍵で健康データを再暗号化することにより、ユーザの秘密鍵の再発行を可能にします。

このプロジェクトは第3世代ブロックチェーンプラットフォーム IOST で開発を行っています

記事ソース:PR Times

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