マネックスグループ<8698.T>が続落、一時54円安で553円まで売り込まれたが、その後は下げ渋り足もと580円台で売り買いを交錯させている。きょう前場取引終了後に発表した、19年3月期第1四半期の連結決算は売上高にあたる営業収益が136億1200万円(前年同期比14.9%増)、最終利益11億9600万円(同2.7倍)と高い伸びを示した。米国での受け取り利息拡大や、コインチェックの連結子会社化でトレーディング収益の改善も寄与した。ただ、「マーケットの期待には届かなかった。またコインチェックの認可をこのタイミングで期待した向きもあったようで、失望売りの要素もある。きょうは野村ホールディングス<8604.T>をはじめ決算を受けて証券株全般が売られていること、マネックスについては足もとビットコイン価格が下落していることなどもマイナス材料となった」(市場関係者)という見方が出ている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:minkabuPRESS