分散型ブロックチェーンゲームのギルド「Yield Guild Games」が、シリーズAラウンドで400万USDの資金調達をしました。

投資家にはBitkraft Ventures、A.Capital Ventures、IDEO CoLab、Mechanism Capital、ParaFi Capitalなどが含まれています。またAnimoca Brands、Ascensive Assets、SevenX Venturesなどの既存の投資家たちも参加しました。

Yield Guild Gamesは、初期投資を準備できないプレイヤーにNFTを貸し出すことで、新規プレイヤーにPlay-to-Earnを体験してもらい、協力してブロックチェーンゲームで稼ぐグループです。収益はギルド、マネージャー、プレイヤーで分配されているようです。

なお、フィリピンだけではなく、インドネシア、ブラジル、ベネズエラでコミュニティマネージャーを持っていて、今はタイでのパートナーを探しているようです。

今回、調達した資金はブロックチェーンゲームのNFTを購入やギルドに所属をするゲーマー数の拡大に使用される予定です。これにより、対象ゲームにより多くのNFT投資やAxie Infinityのプレイヤーを拡大することができます。

Yield Guild Gamesは、2020年10月から2021年5月まで7ヶ月間で、1000人のAxie Infinityのプレイヤーを採用しました。その後、2021年5月から6月にさらに人数を増やして、1900人まで増加しました。

これまでにYield Guild GamesのプレイヤーがAxie Infinityのゲーム内トークンSLPの獲得数は1400万以上となっています。これは200万USD以上の価格です。

フィリピン、インドネシア、インド、ベネズエラ、ブラジルなどの国々で、Yield Guild Gamesの取り組みによって生活が改善されたプレイヤーたちが多くいます。Axie Infinityをプレイして、生活改善をするには物価の安い新興国と相性が良いとされています。Axie Infinityのプレイヤー増加の要因はYield Guild Gamesの影響が高いこともわかります。

以前、当メディアでGoogleトレンドをリサーチした記事がありますので、こちらも合わせてご覧ください。

Yield Guild Gamesは短期的に以下を目指しています。

  • 多くのAxieを育成
  • 多くのプレイヤーを獲得
  • 新しいゲームへの投資

現在、Axie Infinityの待機者が多いため、今回の資金調達でよりAxieに投資をしてプレイヤー増加を目指していくようです。提供するNFTもより、稼ぎやすいものを提供する予定です。

Yield Guild Gamesは、Axie Infinityをメインにゲーム内トークンを稼ぎフィリピンで大きなコミュニティを築いてきました。今後のNFT投資先の基準としては、Play-to-Earnが成立するゲームをメインに投資していくようです。

記事ソース:yieldguild.medium

画像:YGG BITKRAFT

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