Yield Guild Games ネイティブトークン発行

分散型自律組織である、Yield Guild GamesはネイティブトークンであるYGGの公開発売を2021年6月27日行うことを発表しました。

https://twitter.com/YieldGuild/status/1407685706919546888

YGGトークンの導入により、ギルドの所有権をステークホルダーに分散させ、Yield Guild Gamesが投資をするNFTや暗号資産が生み出す価値に触れることができるようになるようです。YGGトークンの保有者は、ガバナンスに参加することが可能になります。

YGGトークンを所有してガバナンスに参加できるということは、Yield Guild Gamesの投資先の決定やNFTの使用用途、プレイヤーの選定などに関わることができるかもしれません。どこまで機能するガバナンストークンなのかは、まだ不明ですが今よりプレイヤーたちがYield Guild Gamesに介入することができるようになることは間違いなさそうです。

YGGトークン概要

  • 販売期間:2021年7月27日10:00 AM ESTから3日間
  • SushiSwapのローンチパッド「MISO」で実施
  • 発行枚数:10億枚

ホワイトペーパーによるとトークンの分配はこのようになっています。アロケーションなどもホワイトペーパーに記載がありましたので、詳しい詳細が気になる方はぜひホワイトペーパーをご覧ください。

エクセルでまとまっているトークンディストリビーションもこちらにありますので、ぜひチェックしてください。

YGG Token Distribution

Yield Guild Gamesとは

Yield Guild Gamesは、初期投資を準備できないプレイヤーにNFTを貸し出すことで、新規プレイヤーにPlay-to-Earnを体験してもらい、協力してブロックチェーンゲームで稼ぐグループです。収益はギルド、マネージャー、プレイヤーで分配されています。先日、400万ドルの出資を受けたことで話題になっていました。

Axie Infinityを主軸にしていて、フィリピンやベネズエラのユーザーたちにNFTを提供しています。Axie Infinityが広まったキッカケになったギルドと言っても過言ではありません。

今までこれらのゲームに投資をしており、これからも様々なPlay to EarnのNFTを利用したブロックチェーンゲームへの参入をしていく予定です。現在はプレーヤーコミュニティを17,000人を超えるメンバーに拡大をしています。

Yield Guild Games HP

まとめ

Yield Guild Gamesはe-Sportsと違うベクトルで「ゲームで稼ぐ」を実現させてきてます。現状は貧困国などのユーザーが多いそうですが、今後のゲーム次第で先進国のプレイヤーも参入してきたら、ゲーム業界が大きく変わりそうです。

今回のトークン発行によって、DAO化が進みより強固な分散型ギルドとなっていくことを願っています。ブロックチェーンゲームで生活が救われている人々もいると考えると、すごい時代に突入しているのだなと感じます。

記事ソース:Yield Guild Games HP

画像:YGG WP

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