Samsung SDSが、ブロックチェーン技術を用いて文書の偽造や改ざんなどの問題を解決するサービス「Paperless」をローンチし、同社のクラウドベースのBaaS(Blockchain-as-a-Service)事業を拡大します。

Paperlessは、契約書、同意書、証明書などの偽造や改ざんされやすい各種ドキュメントをブロックチェーン技術を用いて安全に管理するサービスです。

同SDSは、機密性の高い個人情報や大量の文書などのデータを暗号化して別のサーバーに保管し、各データのハッシュ値のみをブロックチェーンに記録するオフチェーン技術を用いることで、ブロックチェーンの処理力を保つことができます。

ブロックチェーン上には文書の作成、改訂、廃棄を含むデータ履歴がリアルタイムで記録されるため、データの信頼性と透明性の確保に役立ちます。

国内ではLasTrust社がブロックチェーン証明書の発行に取り組んでいます。ブロックチェーンの耐改竄制や透明性を生かした証明書や書類管理では、今までデジタル化が難しかった重要書類などのデジタル化への貢献が期待されています。

記事ソース:Samsung

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