日本発のアルゴリズミックステーブルコインの開発をSolanaブロックチェーン上で行うUXD Protocolが、Multicoin Capitalを主導で300万ドルの資金調達を実施したことを発表しました。

今回の資金調達では、Multicoin Capitalの他にAlameda Research、Defiance Capital、CMS Holdings、Solana Foundation、Mercurial Finance、Solana創業者Anatoly Yakovenko氏とRaj Gokal氏、Saber創業者Dylan Macalinao氏が参加しています。

今回資金調達した資金は、TestnetとMainnetの立ち上げ、より多くの開発者を積極的に雇用するために使用される予定となっており、Testnetは9月に、Mainnetは10月にローンチ予定となっています。

UXD Protocolの特徴として「デルタニュートラルなポジションに100%担保された米ドルペッグのアルゴリズミックステーブルコイン」と説明されています。

誰でもUXDを額面価格で発行/償還できるため、UXDの価格が1.00ドルから外れた場合は、トレーダーは価格差を裁定し、リスクのない利益を上げることができ、このメカニズムにより、UXDが$ 1.00に固定されルと発表されています。

現在のステーブルコインでは、分散化、安定性、資本効率という課題に対して、2つしか達成できていないと説明がされており、UXD Protocolではこれらのステーブルコインのトリレンマに対処できるステーブルコインを作ることを目標としています。

今回、資金調達を実施したUXD Protocolは日本の取引所bitFlyer出身の稲見建人氏が創業した企業です。日本人が主導するプロジェクトが世界に対して有数のプロトコルを提供していくことに非常に期待が集まります。

記事ソース : UXD Protocol Medium

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