米Googleはカナダのスタートアップ企業Dapper Labsと提携し、Flowブロックチェーンをサポートし、拡張することを発表した、とフォーブス誌が14日に報じている。Dapper Labsは、ブロックチェーンゲーム「CryptoKitties」や「NBA Top Shot」を手掛けている。

報道によると、複数年にわたるパートナーシップにより、Google CloudがネットワークオペレーターとしてFlowのスケールアップに必要なインフラを提供するようだ。また、Flow上で開発を行う2,000以上の開発者が、Googleの一連のクラウドサービスを通じて、より低いレイテンシーでFlowのアクセスノードに接続できるようになるという。

Google Cloud North AmericaのバイスプレジデントであるJanet Kennedy氏は、「Dapper Labsの急速で持続可能な成長を支援するためのものである。ブロックチェーン技術が主流になってきている中で、彼らのような企業は、ビジネスを成長させるために、ネットワークを支えるために、スケーラブルで安全なインフラを必要としている。」と述べた。

今年の夏、Dapperのユーザーは週に50万から100万件の取引を行われ、NBA Top Shotは、2020年9月の発売以来、約7億ドルの販売量を達成しているという。データサイト「Dapp Radar」によると、現在NBA Top Shotを一日の取引量で上回っているNFTマーケットプレイスは、イーサリアムベースのOpen Sea、Axie Infinity、CryptoPunks、Raribleとなっている。Dapper Labsは、Googleの支援を受けて、NBA Top ShotやFlow上で動作する他のNFTサービスを数十億人のユーザーにスケールアップしたいと考えていることも示唆した。

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