NFTアーティストPakが手がけるNFTシリーズに関連したトークン販売イベントが行われ、総額9200万ドル(約104億円)相当のトークンが購入されました。

『merge』と題された今回のNFTシリーズでは従来のように直接的なNFTは販売されず、massと呼ばれる「組み合わせにより新しいNFTを作成できるトークン」が販売されました。

上記動画のイメージのように、mergeでは購入したmassトークンを組み合わせて新たなNFTを作成し、組み合わせるmassトークンが多いほど、より”ダイナミック”なNFTの作成が可能となっています。

NFTマーケットプレイスNifty Gatewayで行われた今回のイベントでは、2日間で28984人が参加し合計266,444m(massトークン)が購入されました。

販売されたmassトークン | 画像引用元:niftygateway.com

Pakの過去のNFTシリーズを所有していたコレクターは、1mあたり299ドル(約3万4千円)で、一般参加ユーザーは1mあたり400ドル~575ドル(約4万5千円~約6万5千円)での購入が可能でした。

一次販売でのNFTシリーズ最高売り上げ記録は『Mutant Ape Yacht Club』の1万個分のNFTでの総売り上げである9600万ドル(約109億円)となっており、mergeの売上9200万ドル(約104億円)は首位には届いていません。

NFT単体の売上ランキングは、Beepleが1位と2位を独占し、

  • 1位:『Everydays – The First 5000 Days』- 約75億円
  • 2位:『HUMAN ONE』- 約32億円

の売上をそれぞれ記録しています。(関連:【Beeple新作NFT】クリスティーズで約32億円で落札。史上2番目の高額NFTに)

CRYPTO TIMESが提供するリサーチレポート「CT Analysis」では11月のNFTの動向をまとめ最新レポートを公開中です。

記事ソース:niftygatewaydecrypt

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