MMORPG『ウルティマ』の初代シリーズ創設プロデューサーのトッド・ポーター氏と、同シリーズでクリエイターを務めたリチャード・ギャリオット氏が、新スタジオ「DeMeta」を共同で立ち上げ、ブロックチェーンとNFTに特化した新作ゲームを開発していることが分かりました。

MMORPG(大規模多人数同時参加型オンラインRPG)と呼ばれるゲームジャンルを創り上げたとされるウルティマシリーズ。

今回新たにDeMetaが開発しているゲームは、人気シリーズ-ウルティマのデザイン哲学が中心にありながらも、マインクラフトやロブロックスといった人気タイトルからのインスピレーションも含まれているとしています。

具体的な内容としては、ウルティマ・オンラインのようにマップで土地を購入できるだけなく、アドベンチャーゾーンと呼ばれるエリアで、マルチプレイでのダンジョン冒険が行えるとしています。

二人はNFTについて「効果的に扱うことができれば、使えるツール」と認識していることを明かし、ポーター氏は下記コメントを残しました。

“「私たちが言いたいのは”実際にゲームを作ってきた”ということです。今、世間で見かける詐欺まがいのプレイヤーの多くは、自分がどんなゲームを作っているのかさえ知りません。でも、私たちはゲームの作り方を知っているんです。私たちはファンベースをとても大切にしていることを理解してもらいたいと思います。そして、「悪役」のような状況に近いものに彼らを巻き込みたくないのです。 – 引用元:MMORPG.com」”

ポーター氏は、昨今のブロックチェーンとNFTのハッキングを調査しており、テクノロジー責任者のクリス・スピアーズ氏と共に、プレーヤーのお金を保護するためのプロトコル設定に取り組んでいるとしています。

DeMetaは、DeHorizonの米国部門として、Griffin Gaming Partners、Sfermion、Dragonfly Capital、gumi Cryptos Capital、Yield Guild Games、AnimocaBrands等からのサポートを受けていることを明かしています。

記事ソース:DeMetaMMORPG.com

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