CRYPTO TIMESが提供するリサーチレポートコンテンツ『2022年5月度版 DeFi市場レポート』を無料公開しました。

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『CT Analysis』が提供する『2022年6月 DeFi市場レポート』に関して

CT Analysis DeFiは、2021年9月より配信開始のDeFiの市況や主要プロジェクトの動向などを手軽に確認するためのマンスリーレポートになります。

データを中心とした定点観測、考察がメインとなっており3~5分程度で読める内容となっていますので、ぜひ一度ダウンロードしてみてください。月初の配信を予定しています。

主要データの定点観測

4月末から5月末にかけて、DeFi全体のTVLは1000億ドル以上縮小しましたが、6月の1ヶ月では、そのおよそ半分の数値となる500億ドル相当のTVL縮小を記録しました。

12月末の3160億ドルと比較すると70%以上の下落幅となっています。

背景には、暗号通貨市場に影響を与える米国FRBのバランスシート縮小の政策などが影響しており、6月も回復の兆しを見せず、続落する形となりました。

今月のトピック

6月22日に、EthereumのL2上でプロダクトを展開する、現状最も大規模のデリバティブDEX「dYdX」がv4で、Cosmos SDKを利用して作成された独自チェーンへと移行する旨を発表しました。

V4では、PoSを利用した独自のコンセンサスへと移行し、レイヤー2からは一旦身を引く結果となります。

また、合成資産の発行を行うSynthetixは6月に大きなプロトコル収益を獲得しており、こちらに関しても解説しています。

ステーブルコイン時価総額

先月のUSTの崩壊による下落に続き、市場全体の続落でステーブルコインにも大きく影響が出ています。

特に債権的な特徴を持つステーブルコインは、担保資産となる現物価格の価格下落により、デレバレッジを余儀なくされる展開となり、時価総額が大きく収縮しています。

一方で、上位のステーブルコインの下落率が限定的である点は、クリプトからフィアットへの償還がそこまで起きていないことを示唆しており、潜在的な購買力とポジティブに見ることもできるでしょう。

レポートではこの他にもDeFiの主要なマーケット、プロダクトの動向、レイヤー2やマルチチェーンの動きなども含めて解説しています。

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CT Analysisについて

2020年2月12日より暗号通貨/ブロックチェーン専門メディアCRYPTO TIMES ( https://crypto-times.jp )が提供開始した、暗号通貨/ブロックチェーンの分野に特化したリサーチレポートコンテンツです。

今後、暗号通貨/ブロックチェーン分野は更に注目が集まることが予想されるものの、技術者から投資・事業家まで様々な参加者がおり、各々の求める情報は見つけづらく、また議論は英語で行われることが多いため、リサーチコストが高くなる傾向があります。

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