ワーナー・ミュージック・グループがNFTマーケットプレイス「OpenSea」と提携したことを発表しました。ワーナー・ミュージック・グループは「エド・シーラン」「コールドプレイ」「デュア・リパ」などが所属する大手レーベルです。

今回の提携は、OpenSeaのサポートにより、一部のアーティストが新しいWeb3コミュニティを構築、既存のファンコミュニティにNFTによるつながりや創造性を可能にするためだと記載がありました。

さらに、ワーナー・ミュージック・グループのアーティストは、限定プロジェクトを開催するための専用のドロップページを持つことができ、ファンが音楽やアーティストと関わる新しい機会を提供する予定です。

WMGのOana Ruxandra氏は、このようにコメントしています。

Oana Ruxandra氏 –

“音楽のDNAの基本は、アーティストとファンが一緒になって愛する音楽を祝福するコミュニティです。オープンシーとのコラボレーションは、アーティストがより深く関わり、アクセスし、所有する機会を構築するためのWeb3ツールやリソースを開放することで、こうしたコミュニティの促進を支援します。”

– 引用元:wmg.com

OpenSeaのShiva Rajaraman氏は、このようにコメントしています。

Shiva Rajaraman氏 –

“アーティストやミュージシャンにとって、NFTは新しい創造的なメディアであり、コミュニティを構築し、ファンと直接関わり、国境や言語を越えて自己表現するためのメカニズムです」と述べています。「私自身も大の音楽ファンなので、この技術の重要性を理解し、アーティストがファンとのつながりを直接所有できるようにするために、この技術を役立てたいと考えているパートナーと一緒に仕事ができることに興奮しています。ワーナーファミリーのアーティストをNFTのエコシステムに迎え入れるために、サポートとインフラを提供できることをうれしく思います。”

– 引用元:wmg.com

ワーナー・ミュージック・グループは、今年の初めにThe SandBoxとの提携を発表しています。この提携で一部のランドを取得したことを発表しています。今後、ランドでメタバース内のライブパフォーマンスなどが計画されています。

The Sandbox Partners with Warner Music Group

今回のOpenSeaとの提携で、よりNFTを上手に扱ったサービス展開が期待できます。またOpenSea側から見ても新しいファン層へのリーチが期待できますので、今後の動向に注目です。

記事ソース:Warner Music Group News

画像:Diego Thomazini / Shutterstock.com

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