バイナンス USが、Voyagerに続くさらなる買収の機会を探っていることが分かりました。

昨日、米連邦破産法11条を申請していた仮想通貨投資プラットフォーム「Voyager」の買収を行うことが明らかとなったバイナンス US。

海外メディアBloombergによると、同社最高経営責任者のブライアン・シュローダー氏はインタビューの中で「我々は、成長を重視するなかで、意味のある他の多くの資産のデータルームにいる」と発言したとしています。

データルームとは、デューデリジェンス(買収対象の財務情報等を入手し、調査すること)を実施するために必要な資料をまとめておく部屋を表す言葉です。

バイナンス USは今年4月、VanEckやCircle Venturesから2億ドル以上の資金調達を実施しました。

シュローダー氏はM&Aの目的や自社の状況について下記コメントを残しています。

“「M&Aの目的は同社のプラットフォームにユーザーと資産を呼びこむこととであり、現在持っていない技術、製品、サービスを追加することです。買収のための予定額はなく、取引所には成長ラウンドで得た数億ドルの流動資産がまだ残っています。- 引用元:Bloomberg」 “

昨日、バイナンス USを運営するBAM Trading Services Inc.は、約10億2200万ドルでVoyagerの入札に参加し、Voyagerは売却先として同社を選択しています。

記事ソース:Bloomberg

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