先日、香港政府が発表した「Web3開発推進タスクフォース」に大手ブロックチェーンゲーム開発・投資会社アニモカ・ブランズ共同創設者兼執行会長ヤット・シウ氏が参加していたことが明らかとなりました。
シウ氏が参加するWeb3開発推進タスクフォースは、先月末に正式に設置された香港におけるWeb3の持続可能で責任ある発展に関して提言を行うための専門家グループ。同グループは香港財務長官ポール・チャン氏や政府高官および関係金融規制当局に加え、シウ氏他14名の非公式メンバーで構成されています。
シウ氏は今回の件に関して下記コメントを公開しています。
- “「タスクフォースに任命されたことを光栄に思います。タスクフォースは、Web3、ブロックチェーン、暗号資産、オープンメタバースがもたらす驚くべき機会を受け入れる成熟した高度に近代化された経済の代表例として、香港をしっかりと確立します。タスクフォースの活動は、特に規制、エコシステム構築、産業発展、人材育成の分野において、香港だけでなく世界的なブロックチェーン技術の導入の形成に役立つと信じています。- 引用元:Animoca Brands」”
香港政府は今年2023年よりWeb3分野の取り組みを本格的に進めており、2023-2024年度予算において新興Web3企業やその他テクノロジー関連企業が参加するエリア・事業「Cyberport」に対して5000万香港ドルを確保しています。
過去1年間で150社以上のWeb3関連企業が設立されているCyberportに拠点を置くアニモカ・ブランズは、先日、大手商社三井物産と資本業務提携及び戦略的パートナーシップに関する覚書を締結しました。
8億ドル規模のメタバースファンドの設立なども計画しているアニモカ・ブランズやWeb3領域での取り組みを進める香港の今後の動向に注目が集まります。
記事ソース:Animoca Brands
画像出典元:T. Schneider / Shutterstock.com
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