CircleのCCTP (Cross-Chain Transfer Protocol)の実装が11月28日にNobleのメインネットで開始されることが発表されました。ユーザーは今後、他のチェーンからdydxチェーンへのUSDCの転送を容易に行えるとしています。
Cosmosのアプリケーションに特化したブロックチェーンでネイティブアセットの発行を可能とするNoble。ユーザーはEthereumなどのチェーンからdydxに$USDCの送金を行いたい場合、*CCTPとNobleを活用することで簡単にトークン転送が可能になるといいます。
- CCTP (Cross-Chain Transfer Protocol)
- 元となるチェーンでUSDCをバーンし、移行先のチェーン上で同量のネイティブUSDCが生成できる機能。従来のトークンのロックを用いたチェーン間の通貨の移動よりもより安全な通貨の移動が行えるとされている。現在、Arbitrum、Avalanche、Base、Ethereum、Optimismに対応中。
dydxは、今回の取り組みにより「dydx ChainのUXに大きなメリットがもたらされる」とコメント。同チェーンとCosmosエコシステムへのユーザーオンボーディングのアドバンテージとしても働くとしました。
分散型デリバティブ取引所dydxは先月下旬にCosmosベースのブロックチェーン「dydx Chain」のメインネットを立ち上げ、α版の運営を開始しました。
dydx ChainはStarkNetを手がけるイスラエルに拠点を置くStarkWare Industriesが開発するレイヤー2ソリューション「StarkEx」を活用したチェーン。毎秒最大*2000件の取引を提供することが可能とされるdydx Chainでは、トレーダーが求めるスピードと使いやすさを提供すると共に、分散化の概念も実現可能とされています。*dydxの発表内容から引用
Ethereumの高いスケーラビリティを実現するStarkExとStarkNetの解説レポート
記事ソース:dydx
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