ビットコインマイニング企業マラソン・デジタルが、1,200ビットコインを売却したことが判明しました。
暗号資産分析プラットフォームCryptoQuantの創設者兼CEOのKi Young Ju氏によると、この売却は運営資金の確保のためと見られています。
また、この売却は3月下旬以来、1日あたり最大の店頭取引高(OTC)の記録となりました。
半減期によりマイニングコストは80%上昇
現在、半減期をきっかけとして、ビットコインマイニングコストが急速に上昇しています。
半減期前のマイニングコストの損益分岐点は約25,000ドルで推移していましたが、現在のマイニングコストは45,000ドルとされており、約80%のコスト増となっています。記事執筆時現在、ビットコインは約67,800ドルで推移しています。
今回のマラソン・デジタルによる大量のビットコイン売却は、高まった運用コストが背景にあると考えられます。現在、マイニング企業はこれまで以上により効率的なマネタイズが求められており、今後の動向に注目が集まっています。
ビットコイン採掘コスト、45,000ドルへ修正|JPモルガンの試算
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