資産運用会社フランクリン・テンプルトン・インベストメンツは、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のインデックスETFの申請書を米国証券取引委員会(SEC)に提出したことが分かりました。
SEC提出書類
このETFは、ビットコインとイーサリアムを主要な構成資産とし、CME CF Bitcoin Reference RateとCME CF Ether-Dollarに基づいて評価。
カストディ業務はバンク・オブ・ニューヨーク・メロンが、デジタル資産のカストディはコインベース・カストディ・トラスト・カンパニーがそれぞれ担当し、上場はCboe BZX取引所を予定しています。
また、ファンドはフォークやエアドロップから生じる偶発的な権利や資産を請求しないとしています。
フランクリン・テンプルトンはすでに米国で現物型ビットコインETF(EZBC)と現物型イーサリアムETF(EZET)を提供しています。
EZBCの累積純資金流入額は2024年10月2日時点で4億2,193万ドルに達し、ビットコインの時価総額の0.04%を占めています。
EZBCの資金フロー推移|画像引用元:SoSoValue
資金流入は定期的に発生しているものの、他の現物型ビットコインETFと比較すると規模は小さい状況です。
ビットコインとイーサリアムは異なる性質を持つ仮想通貨であるため、今回申請されたETFが投資家の需要に合致するかどうかは不明ですが、承認されれば投資商品の幅が広がることとなりさらなる市場拡大が予想されます。
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