ビットコイン価格が上昇を見せる中、多種多様なマイニング方法が模索されています。マイニングを行う際に必要となる大量の電力の確保が課題となる中、火山による地熱発電に注目が集まっています。
このマイニング方法は既にエルサルバドルで実用化されており、今年5月には同国が地熱発電で473枚のビットコインをマイニングしたことが報告されました。同国ナジブ・ブケレ大統領は、国内の170ほど存在する火山をマイニング業社に貸し出すことを「理にかなっているかもしれない」と、Xにて言及しました。
エルサルバドルはビットコインを法定通貨として導入し、継続的なビットコイン積立を実施していますが、ビットコインを中心とした事業にも積極的に参画しており、今回の「火山貸し出し」案も事業強化の1つと見られます。
また、ビットコインマイニングには大量の電力を必要とするため、化石燃料の使用による環境破壊の可能性が指摘されています。それに伴い、水力や地熱といった自然エネルギーによる電力確保の重要性に目が向けられ始めています。今回の火山利貸し出しによるマイニング事業強化案は、そうした需要にも応えることが期待されています。
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