米国で仮想通貨の税金支払いに関して有罪判決を受けたフランク・リチャード・オールグレン3世氏が、自身が保有する1億ドルを超える仮想通貨へのアクセス情報を開示するよう裁判所に命じられました。同氏は秘密鍵や端末のアクセスコードなどを提出する必要があります。

オールグレン氏はビットコインの売買で得た収益に対する税金をビットコインの取得価格を水増しすることで減らしたとされています。同氏は米政府に100万ドルを返済することが義務付けられており、すべての仮想通貨ウォレット情報やそれに関わるデバイス情報などを開示しなければいけません。

検察はオールグレン氏が2020年にミキシングサービスを使用して移動した1,287 BTCの所在を求めていました。オールグレン氏は今後いかなる財産の処分や移転、売却が禁じられることとなり、通常の生活費の支出のみが許可される形となります。

オールグレン氏の弁護士は一連の命令に従う方針を表明しています。

記事ソース:Bloomberg

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