2025年1月14日、ソニーグループとスターテイルの合弁会社Sony Block Solutions Labs(Sony BSL)は、Ethereumレイヤー2「Soneium」のメインネットをローンチしました。

SoneiumはOPスタックを基盤として構築されており、Superchain構想にも参加予定です。

「Superchain構想」とは
OPスタックで開発されるブロックチェーンプロジェクト同士をシームレスに接続し、資産やデータ等の共有を可能にすることを目的とした構想。現在、OPメインネット、Base、Mantle、Mode、Zoraなど、複数のレイヤー2がOPスタックを用いてブロックチェーンを構築している。SoneiumもSuperchain構想に参加することになる。

テストネット期間中には820万以上のアクティブウォレットと3600万件以上のトランザクションが記録されたSoneiumは今後、ゲーム、NFT、ソーシャルアプリ、DeFiアプリなど多岐にわたるweb3プロジェクトの基盤として利用される予定です。

スターテイルは、SoneiumおよびAstar Networkと接続しweb3開発者向けのインフラ「Startale Cloud Services(SCS)」を展開中。SCSでは、Account Abstraction(アカウント抽象化)を重視し、開発者が活用できるツールキットを提供しています。

昨年8月、Astar zkEVMがSoneiumへ移行することが発表されました。

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Soneiumではガス代として$ETHが利用される一方、$ASTRは主要なエコシステムトークンとして位置づけられています。Soneiumの展開によりAstarコミュニティはより広いエコシステムで$ASTRを活用し、DeFiプロトコルやクリエイター向けアプリケーションを利用できるとしています。

記事ソース:Soneium

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