2024年2月4日、仮想通貨XRP(リップル)のネットワークであるXRP Ledger (XRPL) が64分間にわたり停止したことが報告されました。現在は通常の運用を再開しており、資産やトランザクションの損失は確認されていません。
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リップル社の最高技術責任者(CTO)であるデビッド・シュワルツ氏は、コンセンサスの実行自体は成立していたものの検証が公開されなかったためネットワークが分離した可能性があると説明。また、ネットワークを再起動するために変更を余儀なくされたUNL(ユニークノードリスト)のオペレーターはほとんどいなかったため、ネットワークが自然に回復した可能性があると述べています。
UNLとは、XRPLにおいて承認作業を行うバリデータのリストであり、かつてはリップル社がその半数近くを管理していました。しかし、リップル社は年々その関与を弱める方針を取り、2023年1月にはリップルが運営するバリデータをUNLから削除し、当時34のバリデータのうちリップル社の影響力は2つに低下しました。
現在、リップル社は今回のトラブルの詳細な原因調査を進めているとしています。
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