トランプ大統領の新関税政策によって株式や仮想通貨市場が冷え込む中、Bitwiseのアルファ戦略責任者であるジェフ・パーク氏はビットコイン(BTC)はトランプ大統領の貿易政策の結果に関係なく、長期的に利益を得る立場にあると分析しています。

パーク氏の分析は「トリフィンのジレンマ」に根ざしており、米ドルの地位はアメリカに金融取引/貿易における「法外な特権」を与えているものの、構造的な過大評価とドルの供給による持続的な貿易赤字の2点の問題を抱えていると指摘します。

トランプ氏は、上記の問題を解決するために関税を交渉材料の1つとして用いることで、長期金利を引き上げずにドル安にするための多国間合意を目指している可能性があります。

パーク氏は、仮にこの合意が成功した場合、ビットコインのようなリスク資産の投資が促進される傾向にある一方で、交渉が失敗し関税戦争が長引いた場合でも大規模な金融刺激策につながる可能性があり、これもビットコイン高騰への後押しになると分析しています。

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