米国の大手機関投資会社グレースケール(Grayscale)が、ポルカドット(DOT)の現物型ETF「グレースケール・ポルカドット・トラスト」のナスダック市場上場を申請しました。承認されれば、投資家は株式市場を通じてDOTを間接的に購入できるようになります。
米国証券取引委員会(SEC)は、証券規則19b-4に基づき本申請を受理し審査を開始しました。SECは提出から45日以内に承認・却下・審査延長の決定を行う必要があります。
SECはこれまでにビットコイン現物ETFの承認や委員の交代など規制方針の変化が指摘されています。しかし、ポルカドットETFの正式な承認が得られるかは不透明であり今後のSECの判断が注目されます。
グレースケールによるETF申請のニュースはポルカドットにとってポジティブな材料と考えられます。しかし、発表直後のDOT価格は市場全体の影響を受け一時6.7%の下落を記録しました。ETFが承認された場合、機関投資家の参入が進みDOTの需要が増加する可能性があります。一方で、SECが申請を却下した場合は、失望感による売り圧力が高まり価格下落リスクも懸念されます。
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