分散型取引所Uniswapは、RobinhoodやMoonPay、Transakとの提携によって、仮想通貨から法定通貨へのオフランプ機能を提供すると発表しました。この新機能によって、Uniswapのモバイルウォレット(iOS・Android)利用者は仮想通貨を売却し、売却額を直接銀行口座に入金できるようになります。

従来はウォレットアドレスをコピーしたり、複数回のKYC(本人確認)を行う必要がありましたが、Uniswapによればこの機能を使うとウォレット画面内の数クリックで換金を完了できるといいます。

今回の取り組みは、Uniswap v4のリリースに続くもので、同社が分散化だけでなくユーザビリティにも力を入れていることを示しています。仮想通貨コミュニティからは、DeFiユーザーの負担だった法定通貨への換金手続きが大幅に簡素化されるとして、好意的な反応が寄せられています。

Uniswap LabsはSNS上で「仮想通貨と現金の間の移動をこれまで以上に容易にする」と強調し、銀行口座への直接出金という機能は分散型取引所の利用範囲を一段と広げる狙いがあると見られます。さらに、現在はモバイルウォレット限定の機能となっていますが、今後はUniswapのウェブアプリやブラウザ拡張機能にも対応予定です。


情報ソース:Cryptoninjas

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