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3月1日、FTX破産申立手続きの一環として約1120万SOL(時価総額で約16億ドル相当)がロック解除されました。これらのトークンはFTXやAlameda Researchが保有・関連していたもので、破産手続き中は凍結状態にありました。今回の解除によってソラナの流通量はおよそ2.2%増加し、市場では大口の売り圧力が高まるのではないかとの見方が広がっています。
なお、FTX破産資産の一部である4100万SOLはすでにGalaxy DigitalやPantera Capital、Figureなどの投資会社に売却されたことが以前に確認されています。今回解除された1120万SOLについては、破産オークションで債権を購入した機関投資家らに分配されているとされ、一度に全量が市場に放出される可能性は低いという分析もあります。
ソラナのDeFiエコシステムに目を向けると、TVL(Total Value Locked)が半減するなど不調が続き、市場の悲観的な見方が強まっています。一方で、FTX関連のロック解除が完了したことで、ソラナに残っていた不透明要因が解消されると受け止める向きもあります。
今回のロック解除によって価格が安定に向かうのかさらなる下落を招くのか、投資家の関心が高まっています。
情報ソース:CryptoNews
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