暗号資産運用企業のBitwiseは、レイヤー1ブロックチェーン「Aptos」のネイティブトークン(APT)に連動する現物ETF「Bitwise Aptos ETF」を米国で立ち上げるため、証券取引委員会(SEC)にS-1登録届出書を提出しました。
Bitwiseは先週、デラウェア州でAptos ETF用の信託設立申請を行っており、今回の提出は市場で予測されていた動きとされています。このニュースを受けてAPTの価格は24時間で約18%急騰し、一時約6.48ドルに達しました。
現在、ビットコインやイーサリアム以外の暗号資産にも機関投資家の投資機会を広げようとする動きが活発化しており、Bitwiseによる単一アルトコインETFの申請はこうした流れを象徴するものとみられています。同社が検討中とされるDogecoinやXRPに連動するETFも、業界が新たなステージに入ったことをうかがわせる要素です。
BloombergのETFアナリストらは、昨年末にSECがビットコイン現物ETFを初めて容認して以降、アルトコインETFへの関心が急速に高まっていると指摘しています。ただし、S-1の提出は最初のステップに過ぎず、ETFを正式に上場するためには証券取引所規則の改正申請(19b-4)も必要です。SECはこれまでも暗号資産ETFの審査期間延長や却下を繰り返してきた経緯があり、Aptos ETFが承認されるかどうかは不透明な状況です。
情報ソース:The Block
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