NFTマーケットプレイスとして知られるMagic Edenは、分散型取引アプリ「Slingshot」を買収すると発表しました。
これは同社にとって初の大規模買収となり、NFT以外の暗号資産取引領域へ拡大する狙いがあるとされています。Slingshotは10以上のブロックチェーンから流動性を集約し、「ノーブリッジ」機能によるクロスチェーンスワップでユーザーが手動でチェーン間を移動する手間を省いています。
Magic EdenのCEOであるJack Lu氏は、今回の買収が「全チェーンでの暗号資産やデジタル資産の売買を可能にする大きな一歩」と述べました。さらに、確立されたユーザーベースとマーケティング力を組み合わせることで、中央集権型取引所に依存しない分散型の取引体験を実現し、市場の変動リスクを抑えつつ新たな需要を取り込む方針です。
この動きは、NFTプラットフォームが暗号資産の金融サービス分野へ多角化する流れを象徴しており、Magic Edenの事業戦略が業界全体にどのような影響を与えるか注目されています。
The post Magic Eden、Slingshot買収により仮想通貨取引サービス提供へ appeared first on CRYPTO TIMES