米大手暗号資産取引所コインベースは17日、同社のプラットフォームにおけるソラナブロックチェーンへの対応インフラについて、大規模なアップグレードを実施したことを発表しました。今回の改善により、ソラナ(SOL)およびソラナ基盤トークンの入出金処理における速度と信頼性が飛躍的に向上したとのことです。

今回のインフラ刷新は、今年前半から多くのユーザーを悩ませていた問題への対応となります。2025年の初頭頃から、ソラナネットワーク自体は問題なく稼働しているにも関わらず、コインベース上でのSOLや関連トークンの入出金処理に数十分から数時間といった著しい遅延が頻繁に発生していました。

SNSなどでは「ソラナ本来の速度なら数秒で完了するはずなのに、コインベースでは1時間も待たされる」といった不満の声が多数報告され、ソラナコミュニティ内からもコインベースの対応の遅れを疑問視する声が上がっていました。これは、コインベース側のノード処理能力やシステム設計が、ソラナ特有の高速かつ高頻度のトランザクションに追いついていなかったことが主な原因と見られています。

今回のコインベースによる独自のインフラ最適化は、他の取引所にとっても参考になる事例となるかもしれません。


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