香港を拠点とする暗号資産(仮想通貨)投資会社であるHashKey Capitalは4月18日、アジア地域で初となるリップル(XRP)トークンのパフォーマンスに連動する投資ファンド「HashKey XRP Tracker Fund」をローンチしたことを発表しました。

この新しいファンドは、主にプロフェッショナル投資家(機関投資家を含む)を対象としています。投資家は、現物のXRPまたは現金による申し込みを通じてこのファンドを購入でき、月に1回の頻度で持ち分の申し込みまたは償還を行うことが可能です。

なお、トラッカーファンドはETF(上場投資信託)とは異なり、取引時間中にリアルタイムで売買されるものではなく、通常1日に1回のみ売買が可能です。しかしHashKey Capitalは、将来的に追加の規制当局の承認を得ることを条件に、このXRPベースのトラッカーファンドがETFへと発展する可能性があるとしており、1~2年以内に実現する可能性も示唆しています。

HashKey Groupは、今年初めに資産運用会社Boseraと共に香港で世界初のトークン化されたマネーマーケットファンド(MMF)ETFの承認を得ています。また、2024年4月には、香港の金融規制当局からビットコインとイーサリアムの現物ETFについても承認を受けているなど、多角的なETF展開を行なっています。


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