暗号資産リップル(XRP)が、主要な競合であるイーサリアム(ETH)に対し、過去に例を見ない6ヶ月連続での価格上昇を達成する見込みであることが、最近のオンチェーンデータで示されました。
これはリップル関連トークンの歴史において初めての記録となります。この好調の背景には、リップル社と米証券取引委員会(SEC)との長年の訴訟が終結に向かっていることや、現物ETF(上場投資信託)承認への期待感の高まりがあると見られています。
XRPはイーサリアムに対して顕著なパフォーマンスを示しています。2024年11月には、ETHに対して160%という大幅な上昇を記録しました。この勢いは2025年に入っても続き、3月には約20%の上昇、そして現在進行中の4月においても14%の上昇となっています。これにより、XRPはETHに対して6ヶ月連続でプラスのリターンを達成する見通しです。
この最近の好調ぶりは、過去のパフォーマンスとは対照的です。2023年11月から2024年5月までの期間、XRPはETHに対して7ヶ月連続でマイナスのパフォーマンスを記録していました。特に2024年2月には、ETH比で20.4%の下落となっていました。
長年の懸案であったSECとの訴訟問題が解決に向かい、さらにXRP ETF承認という新たな展開への期待が加わったことで、XRPはイーサリアムに対して歴史的な強さを示しています。今後の規制当局の動向や、ETFに関する具体的な進展が引き続き市場の注目を集めることになりそうです。
情報ソース:U.Today
The post リップル(XRP)、イーサリアム超えなるか?「6ヶ月連続上昇」で歴史的記録達成間近 appeared first on CRYPTO TIMES