リップル社は、米国の主要な教育関連非営利団体(NPO)である「DonorsChoose」と「Teach For America」に対し、総額2500万ドルを寄付すると発表しました。この寄付は、主にリップル社が発行する米ドル連動型のステーブルコイン「Ripple USD(RLUSD)」を通じて行われます。
この取り組みは、米国の「教員感謝週間」に合わせて開始され、1年をかけて実施される予定です。寄付金は、全米の教師や生徒を支援するため、教室で必要な備品やプロジェクト資金、個別指導プログラムの拡充、新人教師の研修支援などに充てられます。
今回の寄付では、資金の大部分がRLUSDで送金される点が特徴です。リップル社は、ステーブルコインを用いることで、より迅速かつ効率的に支援を届けることが可能になるとしています。これは、暗号資産ベースのステーブルコインを活用した大規模なNPO支援の先駆けとなる事例の一つです。
リップル社のCEOであるブラッド・ガーリングハウス氏は、「リップルは常にすべての人々の金融と教育へのアクセスを擁護しており、影響力の大きい組織との提携を通じて米国の教室を支援できることを誇りに思う」とコメントしています。
今回の寄付は、リップル社による継続的な社会貢献活動の一環です。同社によると、2018年以降、教育、金融包摂、サステナビリティなどの分野において、世界中のNPOや研究機関に対し、累計で2億ドルを超える寄付を行ってきた実績があります。
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