インターネット広告やスマホゲームを手がけるサイバーエージェント<4751>が運営していたサイバーエージェントビットコインが、10月25日付で解散していたことが11月9日に発表された官報により明らかとなった。

同社は官報において「解散公告」として、「臨時株主総会の決議により平成三十年十月二十五日に解散いたしましたので、当社に債権を有する方は、本広告掲載の翌日から二箇月以内にお申し出下さい」と述べた。なお、期間内に申し出がない場合、清算から除斥するとしている。

サイバーエージェントは昨年10月に仮想通貨事業会社を設立し、仮想通貨の交換事業に参入する意向を示していた。しかし、今年4月には参入を断念し、独自の仮想通貨の開発に乗り出したことを発表。基盤技術であるブロックチェーン(分散型台帳技術)に強い技術者の採用を進め、2019年にもゲーム事業向けなどに独自の仮想通貨の発行を目指すとの方針転換を明らかにしていた。


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