Eコマース大手のShopifyは、米暗号資産取引所コインベースと提携し、ステーブルコインUSDCでの決済を導入すると発表しました。

この新機能はコインベースが開発したイーサリアムのレイヤー2ネットワーク「Base」上で展開されます。顧客がUSDCで支払うと、加盟店は自国の法定通貨で代金を受け取れる仕組みです。

バックエンドの統合は決済大手のStripeが担当し、加盟店は暗号資産の複雑さを意識することなく利用できます。

一方で、今回の決済導入がBaseチェーンに限定されている点については、ブロックチェーンの相互運用性を重視する専門家から批判が出ています。

ソラナ基盤の開発企業HeliusのCEOであるメルト・ムムタズ氏は、「なぜ顧客層の入口を狭めるのか。 StripeがUSDCでサポートする全てのチェーンに対応すべきだ」と述べ、単一のチェーンに限定する決定に疑問を呈しました。

Shopifyの今回の発表は、Eコマースにおける暗号資産決済の可能性を広げる一方で、その普及に向けた技術的な課題も浮き彫りにしました。


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