7月4日、14年間休眠状態だったウォレットから約86億ドル相当のビットコイン(BTC)が移動され、暗号資産市場で大きな憶測を呼んでいます。コインベースのプロダクト責任者であるコナー・グローガン氏は、これが史上最大の不正送金事件である可能性を指摘しています。
ブロックチェーン分析企業アーカム・インテリジェンスによると、今回の送金は単一の事業体によって実行されたとみられています。8つの旧ウォレットから合計8万BTCが10時間かけて5回に分けて送金され、現在は8つの新しいウォレットに保管されています。この規模は小国モンテネグロの国内総生産(GDP)を上回るものです。
利益1400万%、14年眠った2万ビットコインが移動|市場に売り圧か
グローガン氏がハッキングの可能性を指摘する根拠は、BTCの送金直前に行われたビットコインキャッシュのテスト送金です。犯人が所有者に気づかれずに秘密鍵をテストした可能性があると分析しています。しかし、グローガン氏自身も「極端な憶測」であると認めつつ手動で行われた送金の動きは「極めて奇妙」だと述べています。
一方で、ハッキング説を否定する声も多く上がっています。ある開発者は現在の技術でビットコインの秘密鍵を破ることは数学的に不可能だと説明しました。また、犯人がわざわざ所有者に警告を与えるリスクを冒すとは考えにくいとの指摘や送金が非常にゆっくりと行われた点から、ハッキングの可能性は低いとの見方もあります。
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