イーサリアム(ETH)の先物日次取引高が7月10日、史上初めてビットコイン(BTC)を上回り市場構造の転換を示唆する画期的な出来事となりました。
調査会社Glassnodeのデータによると、10日のイーサリアム先物取引高は621億ドルに達しビットコインの617億ドルを上回りました。
この背景には、米国で承認された現物イーサリアムETFへの旺盛な資金流入があります。同日には過去最高となる13万8000ETH、米ドル建てで過去2番目の規模となる3億8100万ドルがETFに流入しました。
ただし、現在承認されているETFでは、イーサリアムの経済モデルの中核であるステーキングが許可されておらず、投資家は利回りを得る機会を逃している状況です。
ETF以外でも機関投資家の関心は高まっています。ブロックチェーン技術企業のBTCS社はイーサリアムを戦略的に取得するため1億ドルの資金調達計画を発表しました。同社CEOはイーサリアムが将来のデジタル金融インフラの中核を担うと述べ、その大きな成長可能性への確信を示しています。
一連の出来事は資金がビットコインからイーサリアムへ、さらには他の暗号資産へと流れる「ローテーション取引」のシナリオを後押ししています。
イーサリアムの力強い値動きが市場全体のラリーを引き起こす「アルトシーズン」への期待感を高めており、先物市場での逆転と機関投資家の参入は現在の暗号資産市場におけるイーサリアムの存在感が再び高まっていることを示している可能性があります。
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