欧州証券市場監督局(ESMA)は、EUの暗号資産市場規制(MiCA)に基づきマルタ共和国が行っている暗号資産サービスプロバイダーのライセンス承認プロセスが不十分であると警告しました。

報告書によると、マルタ金融サービス庁(MFSA)は専門知識やリソースは十分にあるものの、最近の承認事例において基準を満たしていませんでした。ESMAは、MFSAが重大な未解決の問題や不適切なリスク評価があったにも関わらず、ある事業者へのライセンスを許可したと指摘。承認を与える前に事業者の欠点を是正させるべきだったと強調しています。

マルタはMiCAライセンスの発行においてEU内で最も積極的な国の一つです。MiCAライセンスを取得した企業は欧州経済領域(EEA)全30カ国でサービスを展開できるため、その審査プロセスは非常に重要です。施行から6ヶ月で欧州全体では既に53社がライセンスを取得しています。

ESMAはこの事例を受け、マルタだけでなく欧州各国の規制当局に対しライセンス審査時の監督を強化するよう勧告しました。特に事業モデルの持続可能性、ガバナンス体制、利益相反、ITアーキテクチャといったリスクの高い分野を精査する必要があるとしています。さらにDeFiやWeb3といった新興分野についてもより慎重な評価を求めました。


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情報ソース:ESMA

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