資産運用会社のREXシェアーズ(REX Shares)は、同社が運用するソラナ(SOL)連動型の上場投資信託(ETF)が、8月1日に初の配当分配を行うと発表しました。

これは暗号資産のステーキングによって得られた報酬を原資とするもので、米国で上場しているETFとしては初の試みです。

対象となるETFは「REX-Osprey SOL + Staking ETF」(ティッカー:SSK)で、1株あたり0.12169ドルが分配されます。REXシェアーズは、このETFがステーキングで得た報酬を100%株主に還元する設計であり、分配は今後毎月行われると説明しています。

SSKはソラナ(SOL)のプロトコルが生み出すステーキング報酬を、投資家が伝統的な金融商品であるETFの配当金と同じように現金で受け取れるように設計された商品です。

ただし、この商品は現物のソラナ(SOL)を直接保有する標準的な現物ETFとは構造が異なります。代わりに、他の金融商品などを組み合わせてソラナへの投資機会を提供しています。

今回の分配はこれまで暗号資産に特有であったステーキングという仕組みが、主流の金融商品に統合される上で画期的な出来事と見なされています。資産運用管理者にとっては、自前で複雑な暗号資産インフラを構築することなくステーキングによる収益機会を顧客に提供できる道が開かれます。

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