暗号資産市場の価格調整を受け、米国のビットコインおよびイーサリアムの現物ETFから8月19日に合計で10億ドル近くの資金が流出しました。

SoSoValueのデータによると、ビットコインETFからは1日で5億2330万ドルが流出しました。フィデリティ(Fidelity)のFBTCが2億4689万ドルで最大の流出額を記録し、グレイスケール(Grayscale)のGBTCが続きました。一方でブラックロックのIBITなど、資金の出入りがなかった商品もあります。

イーサリアムETFからも同日に4億2970万ドルが流出しました。これは今年の商品ローンチ以来で2番目に大きな1日の流出額となります。フィデリティのFETHやグレイスケールの商品から大きな資金が引き出されました。

短期的な資金流出が見られる一方で、市場の関心は次の暗号資産ETFの承認に移っています。

現在、米証券取引委員会(SEC)はXRPやSOLなどの現物ETF申請を審査中です。専門家は規制の枠組みが明確になるにつれて、今後数ヶ月以内に新たな商品が承認される可能性が高いと見ています。

ブルームバーグのアナリストは、SECの現在の姿勢からこれらのETFが90%以上の確率で承認されると予測しています。


情報ソース:SoSoValue


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