米国のソーシャルネットワーク最大手、フェイスブックはインド市場で、WhatsAppメッセンジャーを通して仮想通貨を利用した送金手段を開発中だと先週、報じられた。用いられるのは、最大の仮想通貨であるビットコインではなく、法定通貨であるドルと連動しているとされるデジタルコイン、「ステーブルコイン」の利用を検討しているという。

    フェイスブックは、決済サービス、ペイパルの前社長デービッド・マーカス氏を、メッセンジャー事業部を統括する取締役に任命。仮想通貨の主要取引所でもあるコインベースの役職にもあった同氏の採用で、市場では、フェイスブックがいずれ金融サービスビジネスに参入するとの噂も根強い。

    フェイスブックのWhatsAPPはインド市場をけん引している。

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