子会社が仮想通貨取引所ビットポイントを運営するリミックスポイント<3825>は29日、第一種金融商品取引業を目的とする100%出資の子会社「スマートフィナンシャル」を設立すると発表した。

同社は、グループで仮想通貨交換業を営むビットポイントジャパン(BPJ)について「設立3年目となる2018年3月期業績が、当社グループ売上の30%、利益のほぼ全額を計上するまでに成長した」と明かしたうえで、「さらなる成長に向けて、ブロックチェーン技術を活用した金融関連事業をBPJのみならずグループ全体で強化・拡大することが必要である」との見解を述べている。

BPJはすでに資金決済法に基づく事業を行っているが、グループ全体として金融商品取引法に基づく証券事業へ参入するために子会社を設立したとしている。今後は第一種金融商品取引業の登録申請を行い、2019年末のサービス展開を目指すという。

発表に際し同社は、「子会社設立により、証券事業や仮想通貨交換事業をはじめとし、証券性のあるトークンの取り扱いなど総合金融サービスの展開を視野に入れたい」との意向を示している。


<HH>