消費者金融のレイクが主力の新生銀行<8303>は、ブロックチェーン技術を開発する米コンセンシスと、技術活用を検討するための基本合意を締結したことを11月6日付で発表した。

コンセンシスは、イーサリアムプロジェクトの創業メンバーの一人であるジョセフ・ルービン氏が 2014 年に設立した企業。11月7日現時点で仮想通貨市場の時価総額シェア第2位を占めるイーサリアム(ETH)のブロックチェーンプラットフォームを構築しているほか、分散型アプリケーション(DApps)や大企業向けのソリューション、ブロックチェーン技術を活用したエコシステムの開発ツールなどを開発・提供している。

今回の基本合意により、両社は新生銀行グループの業務・サービスにおいて、コンセンシスが持つ分散型アプリケーションや、相互のインフラやプロトコルを活用していくという。その第1弾として、新生銀行が50%の議決権を有する香港の資産運用サービス専門銀行において、ブロックチェーン技術を活用したサービスの立ち上げを検討する予定と公表している。


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