ビットコイン交換所マウントゴックスの資金を着服したとして、業務上横領罪などに問われている元社長マルク・カルプレス被告人を一部無罪とした東京地裁の判決について、東京地検が控訴を見送る方針を固めたことを、共同通信が関係者の話として報じました。

東京地裁は今月15日の判決で、会社のシステムのデータを改ざんして口座残高を水増ししたとして問われた私電磁的記録不正作出・同供用罪の成立は認め、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑10年)を言い渡しました。

一方で、顧客資金を管理していた口座から自身の口座などに3億4000万円余りを送金し着服したとして問われていた業務上横領罪などについては無罪としました。

今回、東京地検の控訴が見送られることにより、横領部分の無罪が確定する見通しとなります。

控訴期限は本日29日で、弁護側は控訴するかどうか検討しているとしています。

記事ソース:共同通信

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