一時56,500ドル代を記録していたビットコインの価格が1日で4,000ドル以上の上昇をみせ63,000ドル台に達しました。今年2月から続く高水準での価格帯レンジに再び戻る形となっています。
直近24時間での市場動向を見ると、ビットコイン先物市場では6,000万ドルのポジションが清算され、そのうち5,000万ドルがショートポジションに。未決済建玉(OI)は287億ドルに上り、これは3月上旬来の低水準であった5月3日時点のOI(265億ドル)から大きく増加しています。
ビットコインETFへの資金流入が再開
現物型ビットコインETFへの投資家の関心も高まっています。
5月3日の最新データによれば、米市場で提供される現物型ビットコインETFに3.78億ドルの資金流入が発生しました。
特に注目されるのはグレースケール社が提供するGBTCで、1月中旬のETF承認以降初めて資金流入額が資金流出額を上回り、6300万ドルの資金が1日で流入しました。
Bitcoin ETF Flow (US$ million) – 2024-05-03
TOTAL NET FLOW: 378.3
(Provisional data)IBIT: 12.7
FBTC: 102.6
BITB: 33.5
ARKB: 28.1
BTCO: 33.2
EZBC: 60.9
BRRR: 35.6
HODL: 8.7
BTCW: 0
GBTC: 63
DEFI: 0For all the data & disclaimers visit:https://t.co/4ISlrCgZdk
— Farside Investors (@FarsideUK) May 4, 2024
ビットコインの値動きと共に主要アルトコインも激しい値動きを見せており、市場参加者は引き続き適切なリスク管理が求められます。
記事ソース:Coinglass、Farside Investors
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