29日のビットコイン(BTC)は、44.2~44.7万円で推移している。27、28日の高値を更新したものの45万円には届かず、上値の重さを再確認する格好となった。一目均衡表では、転換線・基準線ともに横ばいとなる一方で、遅行線は価格との上方乖離を広げ、買いシグナルを強めた。ボリンジャーバンドでは、引き続き1σと2σのレンジで推移。あす午前1時にはCMEのビットコイン先物3月限のSQが控えている。既に中心限月は4月限に事実上移行しているものの、SQに絡んだ仕掛け的な動きが出る可能性がある点には留意したい。とはいえ、このところの買い意欲の強さをふまえると、週末も45万円回復を試す動きは継続しそうだ。

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