2019年4月15日にBinanceはBitcoinCashからハードフォークして生まれたBitcoinCash SVの取扱を廃止することを発表しました。BCHSVは2019年4月22日にBinanceから上場廃止となります。

BinanceからのBCHSV上場廃止のアナウンスを受けた直後、BCHSVは現在、約10%近い価格の下落が見られました。

Binanceでは過去にも上場廃止のアナウンスを受けた通貨は数種類あり、上場廃止の基準は下記の通りとなっています。

  • プロジェクトへのコミットメント
  • 開発活動のクオリティとレベル
  • ネットワークおよびスマートコントラクトの安定性
  • パブリックコミュニケーションのレベル
  • Binanceのデューデリジェンスへの対応の速さ
  • 非道徳的、詐欺行為の証拠
  • 健全で持続可能な仮想通貨エコシステムへの貢献度

今回のBCHSVの上場廃止は、BinanceのCEOであるCZからも4月12日時点で警告が出されており、時間の問題だったことが伺えます。

クレイグ・ライト氏が、Hodlonaut氏を含む、同氏をサトシ・ナカモトであることを否定する者を告訴する準備をしていることが発端となった今回の上場廃止発表ですが、CZは明らかにクレイグ・ライト氏は詐欺であるとも意見をするツイートが見受けられます。

今回、BCHSVが上場廃止になったことは勿論ですが、Binance(CZ)がBCHSVを上場廃止にしたことが世間にとって、どのように映るかということが今後の注目ポイントであると考えられます。

Binanceは今まで、上場に関して自信たちがチェックした上で良いプロジェクトのみをという判断基準で上場を行ってきました。しかし、今回の上場廃止は、自分たちの匙加減で上場廃止になっていることが、ツイートより明らかに伺えます。

今回のBinanceのBCHSV上場廃止という決定が、今後、Binanceやその他市場に対して、どのように影響を及ぼすかに非常に注目が集まります。

記事ソース : Binance , Twitter

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