フランスの大手投資銀行ソシエテ・ジェネラル・グループの子会社「ソシエテ・ジェネラルSFH」が、イーサリアムブロックチェーン上で有担保社債をセキュリティトークンとして発行したことがわかりました。

今回トークン化された社債はOFH(Obligations de Financement de l’Habitat)と名付けられており、親会社のソシエテ・ジェネラルのみが投資家となる「ホーム・ファイナンシング」の一環に利用されています。

OFHトークンは1億ユーロ(約125億円)分の社債をブロックチェーン上で表したもので、満期は最大12ヶ月までの延長オプション付きで5年となっています。

ソシエテ・ジェネラルは、ブロックチェーン技術を活用することで債権などのアセットの発行やセカンダリ市場取引を効率化し、仲介業者を排除することでコストをさらに削減することを見込んでいます。

ブロックチェーン業界内外の様々な企業がSTO(セキュリティトークンオファリング)インフラ開発ビジネスに着手し始めているなか、ソシエテ・ジェネラルのような投資銀行世界的大手が同技術の実用化に踏み切ったのは珍しいケースだと言えます。

記事ソース: ソシエテ・ジェネラル(英語)

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